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訳:ペース配分ができない

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新刊についての蛇足

まったくの余談なんですが、骸ツナの「千代の先に立つ君は」の表紙のお話をしたいので、します。読まなくても本編にはまったく影響がないので畳んでおきます。むしろネタバレかもしれない。
「或いは世界の白昼夢」にもふれているのでネタバレはいやだな~って方は読んでからの方が良いかも知れませぬ。



読んでくださった方でわかった方もいらっしゃったかとは思いますが、表紙の白の線は綱吉、黒の線は骸を表しています。
白の線が表紙の端から端までいかないのは、そういうことです。
黒の線が表紙の端まで続いてるのも、そういうことです。
そしてタイトルの丸も、そういうことです。
ちなみに赤はそのまま血の色、とか生々しさを出したくて、黒と白はそれを際立たせるためだったんですが、今思うと葬儀のくじら幕も連想させますね。これは偶然で後づけなんですが、すごくがんばったデザインでした。
完全に蛇足なんですが、気づいていただけたらとても嬉しいです。
そしてムクツナは拍子の裏のナンバリングを間違えました。全部で三冊目、だったんですが二冊目ってなっちゃいました。すみません、これは見なかったことにしてください。

あと、白昼夢の方は単純にクライマックスの屋上のシーンをイメージした表紙でした。
なんとか大空の二人っぽい雰囲気を出そうと奮闘しました。
青いケント紙で、すごく硬くて、裁断に苦労して、こう、定規を押さえる左上腕部が筋肉痛で、当日の無配を折るのにも非常に苦労しました。痛かった…!

両方のエピグラフですが、少し気取った感じを出したかったのであんな感じに。
千代の~はとても悩んだのですが、宮沢賢治の春と修羅がぱっと浮かんできて、それを読んでいるうちにあの部分がとてもこう、ぐっときたのです。
春と修羅では永訣の朝が好きだったのですが、これも大好きです。
気取った感じになったんですが、うーん。よかったのかなあ。私は満足です。

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